ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さん。
旭化成の名誉フェローとして勤務しているそうです。
リチウムイオン電池の発明者の1人でもあります。
知る人ぞ知る存在だったので、ノーベル賞受賞の噂はかねてからあったようです。
さてその吉野彰さんの経歴、年収など調べてみましょう。
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吉野彰プロフィール
- 読み方:よしのあきら
- 生年月日:1948年1月30日
- 出身地:大阪府
#ノーベル化学賞 の吉野彰さん、2013年にロシアのグローバルエネルギー賞を受賞=写真。電池の負極としてノーベル化学賞の白川英樹氏の導電性ポリアセチレンが使えることを示し、さらに社内で作られた炭素繊維のサンプルを試して、現在のものに近い性能を引き出した、と説明していただきました。 pic.twitter.com/ZeOPIIXvC5
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) October 9, 2019
吉野さんは1970年に京都大学工学部を卒業。
1972年に京大大学院工学研究科石油化学専攻修士課程を修了。
卒業後は旭化成に入社。
(株)エイ・ティーバッテリー技術開発の担当部長に就任し、充電池の研究に力を注ぎました。
今でこそ当たり前のように使っている携帯電話やノートパソコンに使われている軽量型充電池。
これを開発したチームの一員だった吉野さん。
2003年には旭化成のフェローに就任。
フェローとは会社の研究員のようなポジション。
定年とか関係なく、研究を続けており2005年には旭化成に吉野研究室を設立。
2017年からは名城大学大学院の教授に。
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これまでの受賞歴
1999年 – 化学技術賞(日本化学会)、Technical Award of Battery Division(米国電気化学会)
2001年 – 市村産業賞功績賞(新技術開発財団)、関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞(発明協会)
2002年 – 全国発明表彰文部科学大臣発明賞(発明協会)
2003年 – 文部科学大臣賞科学技術功労者(文部科学省)
2011年 – 山崎貞一賞(材料科学技術振興財団)、C&C賞 (NEC)
2012年 – IEEE Medal for Environmental and Safety Technologies(米国IEEE)
2013年 – グローバルエネルギー賞(ロシア)、加藤記念賞
2014年 – チャールズ・スターク・ドレイパー賞(全米技術アカデミー)
2018年 – 日本国際賞(国際科学技術財団)、中日文化賞
2019年 – 欧州発明家賞 非欧州部門 (欧州特許庁)
2019年 – ノーベル化学賞(スウェーデン王立科学アカデミー)
2004年には紫綬褒章も受賞しています。
年収はどれくらい?
吉野さんの場合、旭化成からの給与もあるかもしれないですが、大学教授の肩書もあります。
大学教授の平均年収は1,000万円前後。
それにプラスして旭化成からも給与が出ているかも。
とにかく高収入であることに変わりないです。
しかし研究者、博士というのは研究する日々ですよね。
豪遊する時間もなさそうです。
71歳でノーベル賞受賞となり、研究以外の仕事でも忙しくなりそう。
著書をチェック!
ちょっと専門的で詳しくない人には難しいかもしれませんけど・・・
吉野さんの著書もぜひチェックしてみては?
まとめ
2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰さん。
京都大学出身で旭化成に勤務。
現在は旭化成フェロー研究員、名城大学教授として研究を続けています。
リチウム充電池の開発者の1人です。
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