あなたの番ですのスピンオフ動画「扉の向こう」
最終回の放送後に番外編が公開されています。
黒島沙和の高校時代、高知県にいた頃の話です。
あなたの番です扉の向こう番外編
まじで良かった。まじサイコパスで狂いすぎてるわ。
みんなあな番関連リツイートして広めてやロー笑 pic.twitter.com/L7rpcCj24T— 田中圭太 (@WUsMJ2RZFuhzUVj) September 14, 2019
扉の向こう番外編「過去の扉」前編のネタバレ!5年前の黒島は?
後編は黒島がついに殺人を犯すまでが描かれます。
そして死刑は免れない黒島が残したものは・・・
扉の向こう番外編のあらすじネタバレと感想、動画視聴方法をご紹介します。
扉の向こう番外編「過去の扉」後編のあらすじネタバレ
幼少のころから両親に「普通にしていて」と言われ続けていた黒島。
普通でいればいいんだ、と思う反面、人を殺したい衝動が起きる。
そんなときは黒島は得意な数学のことを考えるようにした。
数式を解いているときは、余計なことを考えずに済むからだ。
いつものように内山がいじめられていた。
通りがかった黒島は、内山の手を引き助け出す。
松井のこのことを話し、普通はこうするでしょう?と言う。
黒島はとにかく普通でいることを意識していた。
ある日、高知には大型の台風が迫っていた。
松井が来ている日でもあった。
母は傘を忘れた父を迎えに行って、家を出ていった。
黒島は松井と二人きりになると、またいつもの殺したい衝動が起きた。
頭の中に凶行に及ぶ自分が浮かぶと、一心不乱に数式を解き始める。
異変を感じた松井は休憩しようと、声をかけた。
松井がトイレに行っている間に、黒島は豪雨の中、ペンを持ったまま外へ出ていった。
歩いていると雨宿りする少女、穂香に会う。
近くに物置小屋を見つけ、黒島は穂香をそこへ誘う。
黒島の心は不安定になっていた。
落ち着かせるため、数式を解き始める。
だが穂香がもっと面白いことをしよう、と絵を描き始めた。
黒島の様子に穂香は「変なの」と言う。
それをきっかけに黒島はもう抑えがきかなくなり、小屋にある凶器になりそうなものを出してくる。
楽しいことをしよう、と穂香を誘う。
黒島は穂香を殺した。
その後、2年間黒島は普通でいられた。
大学受験を控えた頃、黒島は松井と海岸へ行く。
黒島は2年前のことを告白する。
穂香を殺したときが一番楽しいと思えたと打ち明けた。
松井は黒島の狂気に怯える。
黒島は松井に抱きつき、崖から海へ落ちた。
目を覚ました黒島は、病院のベッドで横になっていた。
病室には内山がいた。
内山がネットのニュース記事を見せ、松井は死に自分は助かったと知ると、黒島は運が良すぎるとがっかりした。
星占いでその日は牡羊座のラッキーデーだったから、と内山は言う。
黒島は内山の首を締める。
途中で止めると、内山は「黒島さんが殺しても大丈夫」と否定しなかった。
黒島は内山に「私がすることをいつも笑って見ていて」と命令する。
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南は翔太に黒島のことをすべて話し終える。
黒島はただ狂っているだけ、と呆れる南。
しかし翔太は菜奈が殺されたとわかって、一時期は住人すべて殺したいと思っていたと言う。
その頃の自分は黒島と大して変わらなかったと思っている。
そして南が荷物をまとめ、ひっそりと自殺をしようとしていることも見抜いた。
翔太は大切な誰かを殺されたけど、大切な誰かに生かされてきたんだと言う。
だからこれからも全力で生きようと励ます。
二階堂は黒島に関するデータを消すことができず苦しんでいた。
すると翔太が「AI菜奈ちゃん」を消してほしいと頼んでくる。
二階堂は「あんなに愛した人を消せるのか」と反論。
翔太はデータを消すだけで、菜奈ちゃんは消えないと言う。
消えないから愛なんだというと、二階堂は納得する。
だが「AI菜奈ちゃん」は自分の修士論文の研究だから、と消してくれなかった。
少年院で本を読んでいた総一。
そこには黒島からの手紙が挟まれていた。
「あなたのやりたいようにやればいい」と書かれており、総一は笑みを浮かべる。
動画視聴方法は?
あなたの番です「扉の向こう」はhulu限定配信です。

過去の扉後編の感想
本編で説明されていなかった部分が補完された感じですね。
穂香が殺された日、母が嘘ついていると思っていたんですが・・・
本当に知らなかったみたいですね。
母がいない間に黒島は外へでて犯行に及んでいました。
すべて知っていたのは松井。
なかったことにしてあげたんでしょう。
内山は黒島に恋愛感情ではなく、尊敬する思いのほうが強そうですね。
確かに黒島が好きなんだろうけど、憧れというか。
牡羊座のラッキーデーのことも、ここでわかりました。
松井を死なせた日から、ラッキーデーに殺人を犯すように。
遺体の口角を上げるのは、「私は楽しかったからあなたも笑って」という意味があるようですね。
内山がニヤついているのも、黒島の指示。
展開は現代に戻り、翔太と南の会話。
南は穂香事件の犯人を探すことが生きがいだったし、死にたいと思うのも仕方ないかも。
でも翔太がすっかり立ち直ってた(笑)
AI菜奈ちゃんはどーやんの研究だった!
いつの間にか翔太はどーやんの研究を手伝ってたのか。
どーやんも翔太の犯人探しを手伝ってたから、ウィンウィンだけどね。
そしてラストは意味深な終わり方。
刑務所にいる黒島はもう、外に出ることはないです。
でも自分と同じサイコパスの総一に、殺人を後押しするような手紙を残しています。
総一は少年院だし、殺人未遂なので出所できるわけです。
また動機のない連続殺人が起きる・・・?と匂わせたラストでした。
最後に「あなたの番です」、とキレイに終わりましたね。
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