非透過性納体袋とは?価格は?

志村けんさんの訃報でコロナウイルスの怖さを実感しましたね。

そこで聞き慣れない名称のものが話題です。

感染症で亡くなったご遺体は非透過性納体袋に入れられるそうです。

これってどういうものなんでしょう?

価格なども気になります。

非透過性納体袋について調べてみました。

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非透過性納体袋とは?

ボディバッグと呼ばれる袋状のものです。

セレモバッグという商品名のものもあるみたいです。

ご遺体をしっかり袋詰にしてしまうわけですね。

もちろんウイルス等が飛散しないよう密閉されます。

このバッグが必要な場合とは・・・

1.一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染された遺体。
2.血液・体液・排泄物等による接触感染リスク暴露の防止。
3.屋内や野外の遺体の一時期的な安置。
4.又、その後の腐敗臭の防止。
5.損傷のある遺体や腐乱したご遺体におけるプライバシー保護など。

感染症や腐乱したご遺体であると必要になるようです。

今回、有名人で初めてコロナウイルスでの死亡例となってしまった志村けんさん。

非常に強い感染力があるとされるウイルスですので、非透過性納体袋にご遺体を入れることになるそうです。

この袋は見ての通り、完全に見えなくなってしまいます。

棺に入れて、顔を見てお見送りできないのです。

志村さんのお兄さんはそれがつらいとおっしゃっています。

その他、生前の志村さんと交流が深かった方々も、とても悲しいことでしょう。

ですがこれは感染を拡大させないために必要なこと。

もちろん志村さんだけでなく、感染症等で亡くなった場合は、納体袋に入れることになります。

残されたものにとって非常に寂しいお別れのかたちです。

非透過性納体袋の価格は?

一般でこの袋を購入することはないと思いますが。

平均して1~2万円程度のものだそうです。

成人用は取っ手がついて、搬送しやすくなっております。

まとめ

志村けんさんがコロナウイルスによる肺炎で亡くなったことで、非透過性納体袋が話題です。

感染症や遺体の損傷が激しい場合に使われるもの。

顔を見ることができず完全に密閉してしまいます。

価格は1~2万円程度。

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