松たか子さんがアカデミー賞のレッドカーペットで着た着物が話題です。
総絞りといって最高級の着物。
高麗屋の紋である四つ花菱の刺繍が施されていました。
世界のエルサ役が集合した写真で、ひときわ目を惹きましたね。
松たか子さんの着物 総絞りに高麗屋の錦糸刺繍 お高いよ😯😯
私等 平民には買えないお値段だと思う😅 pic.twitter.com/ne2OLpm1Zk— Barira (@Baribari1104) February 10, 2020
さて総絞りとはどんなものなのか、お値段はどれほどか調べてみました。
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Contents
総絞りとは?
「絞り染め」は、生地を小さくつまんで糸で括(くく)ることで作られます。
括った部分は、染色のときに色が染まらず白く残るため、それが絞りの模様となります。
また、色染めのあとに生地を括った糸をほどくと「括り粒」という立体的な凹凸が残り、これが「絞り」独特の風合いを作ります。「絞り」は、職人が生地をつまんでは括り、つまんでは括りを繰り返し、丹念に一粒一粒を絞っていくことで作られます。そして生地全てにわたって絞られたものは「総絞り」と呼ばれ、その粒の数は1つの振袖で約20万粒以上にも及ぶことになります。
呉服屋の藤娘きぬたやさんのサイトから引用しました。
http://kinutaya.co.jp/
奈良・飛鳥時代に中国から伝来し、室町時代や江戸時代に流行した総絞り。
高価なものなので上層階級の人々が着ることが多かったようです。
松たか子が着ていた総絞りの値段は?
総絞りの着物は数十万から数百万といわれています。
とくに松さんが着ていたものは、高麗屋の紋が入っている特注品。
松たか子さんは高麗屋松本幸四郎の娘。
梨園の子女らしく家紋と松をあしらった総絞りの訪問着。
この帯は以前にも締めてらした。衣装を引き立てる帯ですね。 pic.twitter.com/KzjW3JAbWe— 優里香 (@rara_kuro) February 10, 2020
確実に数百万円はするものだと思われます。
金糸や銀糸も使っているようなので、もしかしたら一千万円近い?
高麗屋とは兄の松本幸四郎さん、父の松本白鸚さんの屋号。
松さんはもうお嫁に行っているので、高麗屋とは関係ないといえばないんですけど。
世界中が注目するレッドカーペットですので、「歌舞伎役者の娘」というアピールも含まれていたのかな?
あの総絞りの着物は、もしかしたらお母様から受け継いだものかも?
「アナと雪の女王2」のテーマ曲「イントゥジアンノウン」を9人のエルサで歌いました。
歌唱したときは全員ドレス姿。
その動画も圧巻なのでぜひ見てください。→松たか子のアカデミー賞動画は?各国のエルサ役を紹介!
まとめ
アカデミー賞で松たか子さんが着ていた着物に注目
総絞りという高級な反物です。
高麗屋の四つ花菱の紋入り。
価格は数百万円はするといわれています。
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