教場(小説)のあらすじネタバレ!

木村拓哉さん主演でドラマ化された「教場

警察学校を舞台に繰り広げられるストーリー。

原作小説です。

各章でそれぞれ主役となる警察官の目線で描かれます。

教場シリーズ第1弾の「教場」のあらすじとネタバレをご紹介します。

ドラマ版「教場」についてはこちら

教場がドラマ化!キャストやあらすじは?

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第1話「職質」

宮坂定は警察学校ではあまり成績が良いほうではない。

親しくしている平田和通も宮坂と並ぶほどの劣等生。

教官の植松からはいつも叱られてばかりだった。

ある日、旅行から戻ってきた隣室の石山から温泉の元の入浴剤をもらう。

しかし持ち込み厳禁のため、宮坂はトイレ掃除のついでにそれを捨ててしまう

トイレには泣き腫らした目をした平田がいた。

だが宮坂はそれについては触れずに、平田の父から手紙を受け取った話をする。

植松教官が入院し、風間公親が後任になった。

宮坂は風間がときどき窓越しに授業を見ていたのを知っていた。

風間は白髪で片眼は義眼のようだったが、するどい目付きをしている。

授業のために宮坂が風間を迎えに職員室へ向かう。

教室に向かう途中、風間は宮坂に警察官を志した理由を尋ねてくる。

宮坂はスキーへ行ったときの事故を語りだす。

運転していた車は崖から落ちて、雪に覆われてしまう。

ドアは開かなくなり閉じ込められた。

しばらくして警察官が助けに来てくれたのだ。

その警察官は平田巡査部長、平田の父だ。

宮坂が憧れて警察官になったと知ると、風間は残念がった。

風間自身、警察に文句があるから警察官になったからだ。

すると風間はその場で宮坂に、「職務質問してみろ」と試してきた。

不合格ならすぐに荷物をまとめて出ていき、警察官を辞めてもらうと脅される。

宮坂が職務質問をやってみせると、風間は合格だと判断した。

風間は宮坂が授業で職質を、わざと下手にやってみせたと見抜いていた。

そして風間は宮坂に、学校内で気になったことを逐一報告しろと命じた。

入浴剤を持ち込んだものがいること、トイレ用洗剤が1本無くなっていることを報告。

その後、なぜか風間は宮坂のクラス全員はグラウンドを25周走るよう指示を受ける。

ランニングを終えた宮坂は、風呂の順番を待っていた。

すると平田が部屋に入ってくる。

手錠の掛け方が苦手で、練習させてほしいという。

仕方なく宮坂は練習台になってやるが、手錠はステンレスの棒に掛けられ身動きが取れなくなっていた。

平田は洗面器に入浴剤を入れ始める。

扉の隙間にガムテープを貼り、平田は宮坂が「お前が学校の中で一番嫌いだ」と言う。

平田のためにわざと出来の悪い学生のフリをしている宮坂に気づいていた。

硫黄の入った入浴剤にトイレ洗剤を混ぜ、硫化水素を発生させようとしている。

部屋の外から風間が声をかけてきた

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jasmine

<ネタバレ>

風間は宮坂からの報告で、平田のやろうとしていたことを見抜いていました。

入浴剤とトイレ用洗剤がなくなっているということから、硫化水素自殺を計画している者がいると判断したのです。

グラウンドを走らせたのも、トイレ用洗剤の中身を水にすり替えるためでした。

後日、平田は退校します。

第2話「牢問」

楠本しのぶは元インテリアコーディネーター。

花粉症がひどく、飲んだ薬のせいで授業中眠くて仕方がなかった。

ミントオイルを染み込ませたハンカチを鼻に当てたりして、気分を変えてみる。

岸川沙織が服部教官から尋ねられた問題に答えられず困っていた。

眠気を覚ますために、しのぶは代わりに答えてやる。

クラブ活動中、しのぶと沙織が談笑しながら絵を描いていた。

兄から譲ってもらった沙織の車の話になる。

「あんな派手な色嫌だ」という沙織。

沙織の車は煉瓦のような弁柄色で、しのぶは派手だとは思っていなかった。

すると沙織は最近、不幸の手紙のような脅迫めいたものを受け取っていると明かす。

しのぶは1人ずつ牢問にかけてやればいいと言い出した。

牢問とは足に重しを乗せた拷問。

しのぶは沙織の膝の上に乗って牢問のマネごとをやってみせる。

しのぶは自分の部屋で、墓参りの予定をたてていた。

事故で死んだ恋人、和馬の墓参りだった。

そしてミントオイルの瓶の下に置いてあった便箋を取り出す。

沙織に宛てた脅迫の手紙だった。

2年前のひき逃げについて脅す内容だった。

しのぶは風間に報告へ行く。

くしゃみが出そうになったしのぶは、風間の前でハンカチを落としてしまった

風間はしのぶに警察官になった動機を問う。

しのぶは「インテリアコーディネーターは向いていなくて、警察官に憧れた」と答える。

だが風間はそれよりもっと強い動機があったように思う、と言う。

立ち去ろうとしたしのぶに、「岸川に手紙が届く」と風間が言い出した。

風間に嘘をついても無駄だと思ったしのぶは、素直に自分が出していることを認めた

しのぶはトレーニングルームにいた宮坂に「牢問」をして、風間になにか言いつけていないか問い詰める。

手紙のことを風間に言ったのかと思ったが、どうやら宮坂は知らないようだった。

しのぶは練習用パトカーのワックス掛けをしに駐車場へ行った。

立体駐車場のリフトが突然動き出し、何者かに背中を押された

しのぶは2階から1階へ転落。

そのまま気を失ってしまった。

目を覚ましたとき、宮坂が目の前にいた

風間とトランシーバーで繋がっていた。

点呼時にしのぶと沙織がいなくなっていたので、風間は宮坂に探すよう命じていたのだ。

挟まれた足が痛み苦しむしのぶの前に、宮坂は1枚の便箋を差し出す。

しのぶが沙織に書いた脅迫状だった。

便箋はミントの香りがした。

風間はしのぶのハンカチにミントの香りがしたこと、沙織から受け取った手紙がミントの香りだったことで、差出人がしのぶだと確信していた。

風間はしのぶに沙織との間に何があったのか問い詰める。

押されたとき、しのぶは相手の顔が一瞬見えていたのだ。

それは沙織だった。

仕方なく答え始めたしのぶ。

恋人の和馬を轢き殺したのは、沙織だという。

警察官を目指したのも沙織を逮捕するため、と打ち明けた。

犯人の特徴は車の色、運転手が大柄の女性というだけ。

すると宮坂は沙織の車の写真を見せた。

その車は焦げ茶色に見えるもの、蜜柑色に見えるものだった。

沙織の車は偏光性の塗料が塗ってあり、見る角度によって色が違ってみえた。

つまりしのぶは沙織の車が「弁柄色」と決めつけて、ひき逃げ犯だと思いこんでいたのだ。

風間は「警察官にとって思い込みは命取りだ」という。

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jasmine

<ネタバレ>

下半身が挟まったしのぶは、風間の指示でなかなか助け出してもらえませんでした。

これは「牢問」の意味だけでなく、挫滅症候群になる危険性があったからです。

風間は瞬時にしのぶの状況を判断したのでした。

この一件で沙織は退校しています。

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第3話「蟻穴」

バイク好きの鳥羽暢照は白バイ警察官を目指していた。

音でバイクや車の時速がわかるという特技がある。

親しくしている稲辺隆が水難救助の講習で溺れてしまう。

鳥羽は教官の指示で助けに向かったが、耳抜きをしなかったため中耳炎になってしまった。

自習室で日記を書き終えた鳥羽は、稲辺の姿を目にするがそのまま自室へ戻った。

部屋にいると隣室の石山が、自動車事故の音を聞いたかと声をかけてきた。

鳥羽はそれを聞いていないので、なんのことだかわからなかった。

部屋に入ってくる蟻を捕まえる鳥羽。

稲辺とは蟻がきっかけで親しくなった。

射撃訓練の教官の須賀が、稲辺に無断外出の疑いがあると聞かされる。

だが鳥羽はその時間、自習室で稲辺を見ている。

稲辺のアリバイを証明できたのだが、鳥羽は須賀に「稲辺を見ていない」と答えた。

後日、稲辺は殴られた痕を頬につくり「大きな蟻を飼いたい」と蟻探し。

それを鳥羽は手伝ってやる。

風間に呼び出された鳥羽。

風間は鳥羽の特技を知っており、車の音を聞かせ時速を尋ねた

「今のバイクの速さは?」と聞いた風間。

鳥羽は答えるが「バイクなど通っていない」という風間。

鳥羽は滲出性中耳炎で聴力が落ちてしまっていた。

風間は鳥羽の日記にやたらと音のことを書いているのを指摘する。

耳の聞こえが悪いことを悟られないよう、そのような文になっていたのだ。

稲辺の無断外出が疑われた日、鳥羽は聞いてもいない事故の音のことを書いた。

石山から聞いたことを書いただけなのだが、その時間に鳥羽は部屋にいたことにしなければならなかった。

そのため稲辺のアリバイを実証することができなかった

風間は稲辺に謝らなければ、学校を辞めてもらうと命じた。

後日、鳥羽は稲辺に声をかけた。

稲辺はメモ帳を渡し、鳥羽に読ませる。

背後から射撃用のイヤープロテクターをはめられた。

そこには強力接着剤が塗られており、簡単に外すことはできない。

メモ帳には蟻に鼓膜を食い破られる文章が書いてあった。

稲辺がつけたプロテクターに蟻が仕込まれており、鳥羽の耳の中へ入ってきた。

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jasmine

<ネタバレ>

稲辺は退校。

鳥羽は両耳に包帯を巻いている姿を目撃されています。

聴力のせいで白バイ乗りの道は絶たれてしまいます。

第4話以降

coming soon

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