2020年春からスタートする朝ドラ「エール」
窪田正孝さん演じる主人公の古山裕一のモデルは、作曲の古関裕而(こせきゆうじ)さん。
日本を代表する作曲家です。
東京オリンピックマーチや六甲おろしを作曲した人というと、わかりやすいでしょうか?
「エール」は原作がないドラマですが、古関さんの生涯を元に作られるそうです。
古関裕而さんについて、代表曲なども調べてみました。
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古関裕而プロフィール
- 読み方:こせきゆうじ
- 本名:古關 勇治(読み方同じ)
- 生年月日:1909年8月11日
- 出身地:福島県
■古関メロディー
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✔︎今春スタートのNHK連続テレビ小説「エール」で、主人公のモデルとなる福島市出身の作曲家https://t.co/aZj17bn9co
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古関さんは呉服店「喜多三(きたさん)」に生まれました。
音楽好きの父の影響で、家の中ではいつも音楽がかかっていました。
ほとんど独学で作曲の道を志します。
近所に鈴木喜八という5歳年上の少年がいて、のちに作詞家の野村俊夫となって数々の曲を世に送り出すこととなる人です。
小学校の頃から曲作りをするなど、すでに才能を発揮。
作曲家の金須嘉之進に師事し、日本人として初めて国際的コンクールに入選。
『古関裕而―流行作曲家と激動の昭和』(刑部芳則、中公新書)読了。早稲田大学応援歌「紺碧の空」は、歌手・伊藤久男の従兄弟が依頼してできたそう。当時無名の古関を「新人だから過去はないけど未来があるよ」 と推したというのは、いいなぁ!それにしても伊藤久男、若い頃かっこよすぎじゃないか?! pic.twitter.com/JtFPAhoCxI
— 栗原 寛 (@hiroshi_kurihar) December 11, 2019
軍歌や応援歌を多く作っており、阪神タイガースの「六甲おろし」読売ジャイアンツの「巨人軍の歌」などが有名です。
東京オリンピックマーチも作曲しました。
映画音楽は「モスラ」のテーマが有名ですね。
テレビ番組「オールスター家族対抗歌合戦」の司会を萩本欽一さんと勤めています。
1989年8月、脳梗塞のため80歳で死去しました。
妻・金子との出会い
1929年イギリスロンドンのチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し入賞。
応募曲は管弦楽のための舞踊組曲『竹取物語』
これは日本人初の国際的作曲コンクールにおける入賞であり、当時の新聞でも大々的に報道されました。
この報道を知った女性が古関さんにファンレターを送ります。
それが後に妻となる内山金子(うちやまきんこ)さん。
当時は声楽家志望でした。
その後、文通を続け1930年に結婚。
2020年度前期朝ドラ決定
左 モデル夫妻 右 多分福島県民で占めているのであろうトレンド#朝ドラ #エール #古関裕而 #古関金子 pic.twitter.com/5pGHqc92z0— 新沼栞愛 低浮上気味 (@ka_n_na77) February 28, 2019
古関さんは20歳、金子さんは18歳でした。
金子さんは結婚してから音楽学校へ入学。
舞台出演や放送オペラなどの仕事をしました。
ちょうど戦争が激化したため歌の仕事が減り、1958年「婦人文芸」に参加し、詩や随筆を寄稿。
1980年に乳がんの全身転移で死去しました。
古関さんより10年近く早く亡くなっているのです。
古関さんの作曲家としての活動も1977年頃まででした。
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息子は古関正裕!
2020年2月の取材当時で73歳の古関正裕さんが息子です。
正裕さんは作曲家ではなく、現在は作家として活動。
お父さんの影響で幼少から音楽に親しんでいました。
しかし偉大な父と同じ業界に入っても、陰に隠れてしまうと思い音大進学を断念。
早稲田大学を卒業し、日本経済新聞社に入社。
それでも音楽への情熱はあり、フォークソングブームの中でヴィレッジ・シンガーズというバンドを結成。
ヴィレッジ・シンガーズはプロデビューしているのですが、正裕さんはデビュー前に脱退。
日本経済新聞社を定年退職した後、婦人服のセレクトショップを経営。
その傍らに小説を執筆。
2013年にライブユニット「喜多三」を結成。
この「喜多三」というのは、お父さんの実家の呉服店の名前ですよね。
「喜多三特別ライブin豊橋」チケット発売は10/28より500円。2020年春~放送予定の連続テレビ小説「エール」のモデル作曲家:古関裕而さん(福島市出身)と妻の古関金子さん(豊橋市出身)。二人のご長男、古関正裕さんの音楽ユニット「喜多三」豊橋特別ライブを開催。シティプロモーション課TEL51-2179 pic.twitter.com/Bsv1dguDxo
— 穂の国とよはし芸術劇場PLAT (@Plat_Toyohashi) October 24, 2019
音楽ではプロにならなかったけど、ずっと音楽に触れ続けているようです。
古関裕而の代表曲は?
今でもYou Tubeで聞ける曲がありましたので、ご紹介します。
まずは東京オリンピックのときに作られたこちら
有名すぎる阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」
映画の曲だった「長崎の鐘」
こちらも映画の曲「モスラの歌」
戦前から音楽家だった人の曲が、いまでも親しまれているってすごいですよね。
まとめ
2020年春のNHk朝ドラ「エール」
主人公のモデルは作曲家の古関裕而さん。
古関さんは昭和の大作曲家です。
六甲おろし、オリンピックマーチ、モスラの歌など誰もが聞いたことがある代表曲があります。
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