嵐の大野智さん主演ドラマ「鍵のかかった部屋」
大野さん演じる榎本径が密室で起きた事件を解明します。
原作は貴志祐介さんの推理小説「防犯探偵・榎本シリーズ」です。
2012年4月期のフジテレビ月9ドラマでした。
2020年5月11日から特別編として再放送がスタート!
佐藤浩市さんが演じる芹沢はドラマオリジナルのキャラ。
ドラマでは榎本、青砥、芹沢を中心に描かれます。
ドラマのキャスト・ゲストについてはこちら→鍵のかかった部屋(ドラマ)のキャストは?
第2話は真面目な教師である義父の殺人疑惑。
榎本と知り合いだという元窃盗犯の友人の存在。
密室は破られても、榎本の過去が少しわかるかも?
秘書役で能年玲奈さんも登場。
ドラマ「鍵のかかった部屋」の第2話のあらすじネタバレをご紹介します。
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第2話のあらすじ
芹沢はマンション最上階に住んでいるにも関わらず、空き巣に入られ時計のコレクションを盗まれてしまう。
榎本を呼び防犯について相談する。
最上階は意外と空き巣に狙われやすいので、セキュリティの高い鍵を設置するよう提案される。
純子は榎本に以前の件での報酬について話した。
だが榎本は会社の仕事じゃないとの理由で拒否。
その代わり困ったときに相談するという約束になった。
早速、榎本は知人の合田愛一郎からの依頼話を持ってくる。
死んだ姉の息子、つまり甥の高澤大樹が自室で自殺した。
だが合田は妹の美樹を残して死ぬとは考えられないという。
姉の再婚相手ので教師の高澤は、事件当時にドリルでドアに穴を開けた。
元窃盗犯の合田は針金を使って鍵を開ける。
密閉された部屋で練炭を燃やした痕があり、なぜか天井から紙テープがいくつも飾り付けられていた。
合田は高澤が殺したと疑っていた。
合田は美樹と折り合いが悪いので、純子と芹沢が美樹に会いに行く。
しかし美樹は大樹が自殺だろうと他殺だろうと関係ない、と部屋に入れることを許可しなかった。
純子が榎本に連絡すると、高澤に頼みに行くことに。
高澤はあっさりと部屋を見せてくれた。
丹念に調べる榎本をよそに、芹沢は高澤の人柄の良さを褒めていた。
大樹は引きこもりだったと聞くが、高卒認定試験の勉強をしていた形跡を見て、純子は本当に引きこもっていたのか疑問だった。
調査を終えた榎本と純子。
高澤のところへいくと、化学のちからを使ったマジックショーを行う準備をしていた。
榎本はそのチラシをじっと見つめる。
秘書の調べで、純子は高澤が遺産目当てで養子縁組をしたと指摘。
だが芹沢はそれだけでは殺人の動機とは言えないとバッサリ。
学校で行われた高澤のショーを見に行った純子と榎本。
熱した空気が膨張する「ボイル・シャルルの法則」を使った実験を披露。
良い先生だと高澤を感心する純子。
しかし榎本は美樹にいかにも人の良さそうな高澤と、前科のある叔父の合田のどちらを信じるか、と問いかける。
美樹は榎本のところに目貼りに使っていたテープを持っていく。
高澤の不在時、合田も立ち会い現場を調べた。
榎本がテープを調べた結果、静電気で密着させることができるとわかる。
エアコンで部屋を暖め、ドアが開かなくなるように仕組んでいた。
ボイル・シャルルの法則を利用している。
合田が何かの証拠になるかと思い、拾っておいた紙テープの切れ端。
これを見た榎本は、もともと部屋は鍵がかかっていなかったと断言。
帰宅した高澤は自分が犯人だと思われたことで反論する。
榎本は顔色を変えず、この部屋でボイル・シャルルの法則を活かした密室殺人のトリックを説明する。
気圧を高くしてドアが開かなくなるように仕掛けていたと指摘。
前もって睡眠薬を飲ませた大樹のそばで練炭を燃やす。
死亡を確認したら燃え尽きた練炭に入れ替えた。
高澤がドリルで穴を開けたことで気圧を下がる。
紙テープを鍵に巻きつけたことで、開いていた鍵を閉めた。
合田が拾った紙テープがドリルで切り裂かれたようになっていたのはこのため。
紙テープが散らかっていても不自然にならないよう、天井にたくさんの紙テープを吊るしていた。
マジックが得意な高澤は、ドアを開けようと見せかけて実は閉めていた。
窃盗犯だった合田が鍵を開けるのに手こずったのも、紙テープが引っかかっていたことですべってしまったからだった。
高澤は合田が美樹に性的な嫌がらせをしている、と嘘をついてまで悪あがきする。
しかし榎本は紙テープの切れ端を見れば、警察にはすべてお見通しだと言い切る。
榎本はこうして密室を破ってみせる。
純子と芹沢は事務所で事件の解決にホッとしていた。
だが窃盗犯だった合田と榎本が知り合いだったということが、少し気になっていた。
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第2話の感想
トリックは若干強引でしたが、さすが榎本というオチ。
でも榎本の過去が気になる部分がありましたね。
窃盗犯の前科がある合田と知り合いという点。
どんな鍵でも開けてしまう榎本。
共通点がありすぎですね。
なんだか意味深なラストシーンもありました。
このドラマにおいて、面白ポジションになっている芹沢(笑)
自分の読みがことごとく榎本に否定されると、なんとも言えない表情(笑)
金にならない依頼なんて、とバカにしながら密室殺人の謎に興味津々。
佐藤浩市さんが可愛いと思えるドラマですね。
それにしても母の再婚相手が、自分の学校の先生っていうのは、さすがに美樹が可哀想。
お母さん何考えてんのよ。
ワンシーンだけ登場した能年玲奈さん。

見逃してませんか?
ほんと数秒の登場です。
朝ドラ「あまちゃん」の前に出た作品なので、当時はまだまだ駆け出しの女優だったのです。
そのためこんな扱い。
その後も能年玲奈さん演じる秘書がスポットを浴びる回があるのでお楽しみに!
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