今回はマンガ家の栄枯盛衰を
描いた回でしたね。
ヒット作を生み出したマンガ家も
燃え尽きてしまって、今は見る影もない。
あっさり新人賞をとれたけど、デビューまで
こぎつけられず、10年くすぶって
ついに諦めてしまう。
華々しく成功する人ばかりじゃない
というのが痛いほど伝わるストーリーでした。
これって音楽とか芸能系の世界も
そんな感じですよね。
売れ続けるって大変なことだし
そう簡単にできることじゃないです。
途中で体調を崩して、完結していない
作品を持っているマンガ家さんもいますよね。
これはこれで悲しい。
矢沢あいさんの「NANA」
安野モヨコさんの「働きマン」
読み続けてたのに、未完なんですよー(泣)
ということで、マンガって作者の
魂がこもっていると肝に銘じて
読みたいと思いました。
あらすじ
古いマンガを電子書籍化し
売上アップをはかることになった
バイブス編集部。
その担当に心が任命された。
まずは過去に大ヒットした牛露田 獏の
「タイムマシンにお願い」の電子化を企画。
牛露田は数億の印税があったが、散財してしまった上、
新たな作品を生み出せず、消えていったマンガ家だ。
心は和田編集長とともに、牛露田の住むアパートへ
出向くが、暗い表情の娘に迎え入れられ
なんとも言えない気持ちになる。
牛露田は酒浸りの日々を過ごし、ヒットマンガ家だった
プライドを捨てきれないわりに、マンガを書くことも仕事を
することもしていない。
電子書籍化の話を持ちかけるも、受け入れてもらえず
心と和田編集長は追い出されてしまう。
三蔵山のアシスタントとして働く
中田は、面倒見の良い三蔵山夫人に対し
辛く当たってしまった。
中田は実母から虐待を受けて育ち、母の
ような存在の人に強い拒絶感を持っていた。
三蔵山のチーフアシスタントである
沼田は、天才肌ともいえる中田の感性に
嫉妬し始めていた。
沼田は中田のネームが書かれたノートを
思わずインクで汚してしまった。
隠していたが、三蔵山に見ぬかれてしまう。
中田は恵まれた環境でマンガを
書いている大塚シュートの作品を嫌っていた。
頼れる家族がいない中田は、マンガ家で
成功するしかない環境にあった。
沼田は中田にボツになったネームを見られ
激怒するが、中田は感涙するほど
沼田の作品に惹かれていた。
嫉妬していた中田に、自分の作品を褒められた
沼田は、中田の天才的な感性には敵わないと
気づき、マンガへの意欲がなくなってしまった。
沼田はマンガを諦め、実家の稼業を継いだ。
<キャスト>
黒沢 心(くろさわ こころ):黒木華
五百旗頭 敬(いおきべ けい):オダギリジョー
和田 靖樹(わだ やすき):松重豊
壬生 平太(みぶ へいた):荒川良々
安井 昇(やすい のぼる):安田顕
菊地 文則(きくち ふみのり):永岡佑
小泉 純(こいずみ じゅん):坂口健太郎
中田 伯(なかた はく):永山絢斗
沼田 渡(ぬまた わたる):ムロツヨシ
牛露田 獏(うしろだ ばく):康すおん
後田 アユ(うしろだ アユ):蒔田彩珠
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