木村拓哉さん主演ドラマ「教場」
2夜連続の放送。
🌙夜9時~放送📺
土曜プレミアム・フジテレビ開局60周年記念 新春SPドラマ『教場』前編👓ここで生き残った者だけが、警察官になれる。
警察学校という密室…そこで、何が起きたのか。必死のサバイバルが始まる―https://t.co/5IdFR3N1Z7#fujitv #教場 #木村拓哉 pic.twitter.com/z0or33NY6Q— フジテレビ (@fujitv) January 3, 2020
警察学校を舞台にしたストーリーです。
前編は宮坂、平田、楠本、岸川、日下部、樫村のエピソードが中心。
前編のあらすじネタバレ、感想をご紹介します。
スポンサーリンク
ドラマ教場・前編のあらすじ
警察学校で手帳の配布が行われていた。
警察手帳はもっとも悪用されやすい、と校長から注意喚起があった。
手帳を失くした者は即、クビである。
宮坂定は授業中、ある人物に見られているような気がしていた。
親しくしている平田和道とともに、出来が良くない警察官だといわれている。
担任だった植松教官が急病で入院。
後任として風間教官が紹介された。
風間は白髪で右目は義眼だった。
鋭い目付きで感情を出さない話し方をする。
旅行で温泉に行っていた南原と石山から、硫黄入りの入浴剤を受け取った宮坂。
しかし持ち込みは厳禁なので、掃除のためにトイレへ行きそれをゴミ箱に捨てる。
トイレでは平田が泣いていたようだった。
だが宮坂はそれには触れず、自然に声をかけた。
すると平田はトイレ掃除を手伝ってくれた。
宮坂は平田の父から手紙が届いた、と伝えた。
平田はあまり興味がなさそうだった。
初めての風間の授業の日。
当番は教官を呼びに行くのだが、なんと宮坂がその日の当番だった。
緊張しながら風間の部屋の前で声をかける。
風間は教室へ向かう途中、宮坂に「君にとって警察学校とは?」と問いかけた。
宮坂は「警察官にふさわしくない者を篩にかける」と答えた。
次に風間は宮坂に、警察官を志した理由を問う。
宮坂は「雪です」といい、不思議そうにする風間に詳細を話しだした。
宮坂はスキーへ行ったとき、事故で車の中に閉じ込められてしまった。
雪の重みでドアが開かず身動きがとれなかった。
すると1人の警察官が助けに来てくれた。
平田巡査部長だった。
平田和道の父。
平田巡査部長は悪天候のときは、事故がないかパトロールしていたのだ。
風間は宮坂が警察官に憧れたのが動機だと知り、がっかりしていた。
さらに風間は廊下で突然、「職務質問をしてみろ」と言い出す。
戸惑いながら宮坂は職質をした。
完璧だと褒められたが、続けざまに「授業でなぜ下手なフリをした?」と聞かれる。
植松教官に対する冒涜だといい、風間は宮坂に退校届を渡した。
そして宮坂にある課題を出す。
教室に入った風間。
岸川沙織を指名し、他の生徒に罵倒する言葉を吐いてみろと指示。
だが楠本しのぶは「抵抗がある」と反論。
風間はそれでいい、と認めた。
そしていきなり自分の胸ぐらを掴んでみろ、と平田にいう。
指名された平田はできなかった。
都築耀太が自ら名乗り出て、風間の胸ぐらを掴む。
ボタンが取れて床に落ちた。
やりすぎだと判断した宮坂は、慌てて止めに入る。
風間は「今日は準備をしていないから」と授業を早々と終えてしまった。
都築は簡単にボタンが取れたことに違和感を感じる。
宮坂は風間のもとへ向かった。
風間から学校内で気づいたことを報告するよう、課題を出されていたのだ。
・硫黄の入った入浴剤を持ち込んだ者がいる
・服部教官が授業中、あくびをしていた
・男子寮のトイレからトイレ用洗剤が1本無くなった
と報告した。
すると風間は風間教場全員にグラウンド25周を命じる。
走り終えるとみんな、我先にと風呂へ向かった。
しかし平田が「手錠を掛ける練習をさせてほしい」と部屋へ連れ込む。
宮坂がそれに従うと、平田は体が固定されるよう手錠をかけた。
平田はドアの隙間をガムテープで塞ぎながら話し始めた。
「学校で一番キライなもの・・・それはお前だ宮坂。」
宮坂が平田に気を使って、わざと出来の悪いフリをしていたことに気づいていた。
余計に惨めな思いをしており、宮坂への恨みに変わっていたのだ。
洗面器に宮坂が捨てた入浴剤を入れた。
そしてトイレ用洗剤を持ち出す。
硫化水素を発生させるつもりだとわかると、宮坂は大声を出し助けを求める。
すると部屋の外から風間が声をかけてきた。
風間は平田を止めず続けさせた。
翌日、宮坂は手首を負傷したまま授業を受けた。
平田は退校した。
スポンサーリンク
取り調べの授業。
しのぶは花粉症の症状に苦しみ、ミントオイルを染み込ませたハンカチを鼻に当てた。
沙織は被疑者役、しのぶは取り調べ役をした。
授業の途中で沙織は倒れてしまった。
少し休んで授業に戻ろうとすると、沙織は風間から手紙を受け取る。
沙織は脅迫状のような手紙が何度か届く、としのぶに相談した。
しのぶは一人ずつ牢問にかければいい、と冗談っぽく言う。
座っていた沙織の膝の上に座ったしのぶ。
だが突然、沙織は逃げるようにして立ち去っていった。
しのぶは事故死した恋人の絵を描いていた。
引き出しからミントオイルと便箋を取り出す。
沙織への脅迫状だった。
車でひき逃げをした過去について脅していた。
しのぶは風間のところへ外出届を出しに行く。
風間は早めに預かっていた携帯電話を返す。
そしてしのぶに机のレイアウトなどを相談してきた。
インテリアコーディネーターだったしのぶは、自分なりにアイディアを出す。
すると風間は前職を辞め、警察官になった理由を尋ねる。
しのぶは「憧れていたから」と返すが、風間は腑に落ちない様子。
自室に戻ろうとするしのぶに、「岸川に手紙が届く」と告げた風間。
しのぶは嘘をついてもバレると思い、正直に自分が書いたと認めた。
ただのいたずらで、と誤魔化した。
トレーニングルームにいた宮坂は、都築や菱沼羽津希から「風間のスパイだ」と言われてしまう。
宮坂は報告しろと言われている、と打ち明ける。
しのぶも風間のことを聞きに来る。
宮坂は入浴剤とトイレ洗剤が無くなったことを伝えると、風間は硫化水素を発生させようとしている者の存在に気づいた。
トイレ洗剤の中身をすり替えたため、宮坂は命拾いした。
風間に睨まれたら終わりだ、としのぶに忠告する。
パトカーのワックス掛けをしていたしのぶ。
突然、駐車場のパレットが動き出した。
しのぶは下半身を挟まれてしまう。
沙織が現場から逃げていくのを目にした。
点呼の時間が過ぎ、意識を戻したしのぶ。
携帯電話で風間に助けを求めたが、しのぶと沙織の間に何があったのかと聞く。
しのぶが答えられないと、風間は電話を切った。
しばらくするとしのぶの前に風間が現れる。
改めて沙織とのことを聞いてきた。
便箋にミントの香りがすることで、しのぶが差出人だと確信していた風間。
風間の前でしのぶはハンカチを落としていたので、それで気づかれていた。
しのぶは沙織の車が恋人を轢いた、と話す。
風間は沙織の車の写真を数枚差し出す。
偏光性の塗料を使っていたので、角度によって車の色は違っていた。
犯人の車が弁柄色だと思いこんでいたしのぶ。
裏切られたと思った沙織は、しのぶを痛い目に合わせた。
その後、沙織は退校した。
入院中、しのぶも退校届を書いていたが、退院し学校へ戻った。
災害救助の実習。
しのぶは足の怪我を理由に被災者の役をする。
南原哲久が救助役を行う。
すぐに瓦礫を取り除こうとするが、教官から被災者を殺していたかもしれないと叱られた。
4時間以上挟まれていると、挫滅症候群の可能性があり死亡することがある。
それを知ったしのぶは、なかなか助けてくれなかった風間の行動の理由を理解した。
スポンサーリンク
学校警備を任された日下部准と樫村拓実。
日下部は外部から物を持ち込む調達屋の存在を話す。
樫村の大学の先輩、尾崎巡査が尋ねてくる。
尾崎は樫村をかなり可愛がっているようだった。
尾崎が去った後、日下部は樫村を問い詰める。
調達屋は樫村だった。
すると樫村は成績の悪い日下部に、「点数」を調達することを理由に口止めした。
服部教官の授業で、日下部は火花が起こる原因を答えた。
すべて答えられたため追試免除にしてもらった。
横で見ていた風間は、テーブルにあったボヤの痕を見せる。
火花を出す方法を知っているなら、と風間は日下部が犯人だと決めつける。
周囲も日下部を疑うようになる。
風間に声をかけられた日下部。
樫村から去年のレポートを調達してもらったことを見抜かれていた。
日下部は退校を迫られる。
交番勤務の現場に風間が現れた。
樫村に酩酊者役をさせ、対応方法の指導を始めた。
日下部は樫村に手錠をかけるよう指示される。
樫村の調達先が尾崎だった。
尾崎が覚せい剤所持で逮捕された、と伝える。
ボヤを起こしたのは尾崎が覚せい剤を炙って使用していたから。
日下部をボヤの犯人に仕立てたことで、尾崎を逃がそうとしていた樫村。
風間は樫村にも退校を命じた。
日下部は風間を追いかけ、辞めたくないとすがる。
ボクサーのときのように篩に落とされたくないと、泣いて訴えた。
風間はその言葉に興味を示し、日下部を許す。
樫村は退校。
自習室で日下部から情報を聞き出していた風間に、都築が声をかける。
警察に恨みがある、と都築が答えたことを話題にする。
風間もまた、警察を恨んでいるという。
都築は風間が警察学校へ来た理由が知りたい、と答えた。
宮坂は南原の部屋に手紙を届けに行った。
だが南原は不在だった。
部屋の中へ入り手紙を置く。
机に拳銃の設計図、机の下には拳銃が隠してあった。
すると背後から殴られ、南原に銃を向けられてしまう。
スポンサーリンク
ドラマ教場・前編の感想
前編は原作である小説「教場」第1弾の内容でしたね。
ただ登場人物が第2弾のほうに出ているキャラもいたので、風間の授業は1と2が混ざった内容です。
原作では宮坂・平田・楠本・岸川・石山・都築・日下部・樫村が同期。
南原・菱沼・枝元は1年後輩になります。
でもドラマでは全員同期となっています。
ぽっちゃりの富田望生さんがキャスティングされていたので、沙織役かと思ったんですが・・・
原作の沙織は縦にも横にも大きいのです。
でもドラマ版は葵わかなさんなので普通体型。
だからしのぶがひき逃げ犯の特徴として、車の色しか理由にしていません。
運転手が大柄の人だったというも沙織と一致している、と原作では主張しています。
でもドラマでは車の色だけで犯人って決めつける・・・^^;
さすがにしのぶ、ひどすぎるよ(笑)
ドラマではしのぶと沙織が和解するシーンが入っていて、ちょっと救われましたね。
宮坂が風間に、入浴剤と洗剤の間に「服部教官が前の晩飲みすぎてた」とか報告(笑)
服部教官役が佐藤仁美さん(酒豪)だから?
平田と樫村はガチでクズなので、っていうか実質犯罪者。
警察辞めてもロクな人間になってないだろう、ということで後日談がないんですよ。
樫村役の西畑大吾さんは、ジャニーズJr.なにわ男子のメンバーです。
つまり木村拓哉さんは大先輩に当たる。
でもちょっと狂ってる樫村を絶妙に演じていました。
風間教官役の木村拓哉さん、最高に良い!と思ってます。
木村さんの新境地開拓って感じです。
風間は冷静ですぐに退校を命じますが、それは「辞めたくない」と思わせ警察を続ける意思確認みたいなことをしている気がする。
明らかな問題行動を起こした平田たちは即アウトだけど。
宮坂、しのぶ、日下部は追い込まれた先に何かを見つけている。
さて後編は、「教場2」のストーリーがメインですね。
南原、菱沼、枝元がメインになります。
菱沼の部屋に風間の写真があったこと、これはちゃんと意味があるので覚えておきましょう。
スポンサーリンク