DESTINY鎌倉ものがたり(映画)あらすじネタバレ!感想とキャストは?

映画DESTINY鎌倉ものがたり

堺雅人さんと高畑充希さんが夫婦役のファンタジー。

まんがタウンで連載中のマンガが原作です。

連載は1984年からずっと続くのでちょっと時代背景が謎。

映画は現代らしいものが出てこなかったので、古いお話という設定でしょう。

CGもキレイでリアル!

ストーリーはちょっと切なくて笑えるところもあります。

あらすじネタバレ感想キャストについてご紹介します。

動画視聴方法もチェックです。

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destiny鎌倉ものがたりのあらすじ

ミステリー作家、一色正和は年の離れた妻の亜紀子と鎌倉で暮らす。

編集担当の本田が原稿を持ち帰った後、2人の前をカッパが横切る。

正和が鎌倉は妖気がたまる場所だから、と話すと亜紀子は怖がるようになった。

出かける前に正和は、納戸には絶対に入るなと亜紀子に忠告。

だが亜紀子はこっそり入ってしまった。

そこには正和の趣味の電車の模型や古い民芸品などが置いてあった。

上から落ちてきた小説の原稿を見つけ、正和に渡す。

その原稿は正和のものではなく甲滝五四朗(こうたきいつしろう)の絶筆小説だった。

突然現れ、亜紀子を驚かせた老婆は、先々代から世話になっている家政婦のキン

キンは100歳を超えているとの説がある、不思議な存在。

キンが電車に乗るのを見送った後正和と亜紀子は魔物が出す夜市に立ち寄る。

そこで偶然会った優子

実は去年、死んでいる。

夜市は魔物と幽霊が集うもの。

優子は死神に幽霊申請をして、戻って来たのだという。

夜市で買った松茸を調理した亜紀子。

それを食べた正和は、魂が抜けそうになってしまった。

ちょうど家に来たキンに助けられ正和の魂は、体に戻ることができた。

その松茸はマカイマツタケで、人間が食べると魂が抜けてしまう。

正和が警察の捜査を手伝いに行く。

被害者の金満夫人の霊を呼び、事件の様子を聞き出す。

背後から殴られたので、犯人はわからないという。

正和は夫人が死んで得する、夫の和夫を疑った。

正和の推理で一気にこの事件は解決となる。

夫婦の関係に否定的な正和。

その理由は両親のことにあるが、亜紀子に聞かれても答えようとしなかった。

亜紀子はふてくされ、正和の言葉に耳を傾けようとしなかった。

気まずくなった正和は、行きつけの居酒屋「静」に行く。

その帰りに優子が夫を連れ、自宅から出てきた。

死神も付き添っている。

正和はマカイマツタケで死にかけたので、死神の姿が見えた。

夫は亡くなり、優子たちは黄泉のへ行くという。

亜紀子を連れてきて、黄泉の国へ行く電車を見せた。

優子たちを見ながら、自分の両親の話をし始めた正和。

正和の母は父の不在時に、別の男性と会っていた。

その男は甲滝五四朗だった。

正和は自分の父が甲滝ではないかと思っている。

本田が入院し、容態はあまりよくないと聞く正和。

本田は妻子を残すことを、気にかけていた。

そこで正和は幽霊の申請の話をした。

本田は乗り気になっていた。

一色家では悪いことが立て続けに起きていた。

キンが何かとりついている、と気づくと屋根裏から貧乏神が現れた。

正和は追い出そうとするが、亜紀子は可愛そうだから、としばらく家に置くことに。

貧乏神が持っている茶碗を気に入った亜紀子。

自宅にある茶碗と交換した。

そして貧乏神は次に取り付く人間が決まったので、一色家を出ていった。

正和が本田を見舞いに行くと、死神と歩く本田を目にする。

本田は死んだようだ。

幽霊の申請をしようとしたが、死神は財政難で、受け付けることができないという。

周囲の人の寿命を削ることになるというが、それは難しかった。

死神は人気がない魔物転生コースを勧めてきた。

本田は仕方なく魔物になる。

遠くから残した妻子を見守っていた。

だがある日、妻の里子がヒロシという男と親しくしているのを見てしまった。

遊園地に行った里子たちを遠くから見ていた本田。

里子を自宅まで送ったヒロシに本音を聞き出した。

ヒロシは里子と交際し、娘の浩子を大切に思っているとわかると本田の怒りは治まってしまう。

居酒屋の女将に何かに取り憑かれている、といわれた正和。

悪霊退散の御札をもらい、玄関に貼ってみる。

帰宅した亜紀子は、玄関に入ることができなかった。

そこへ死神が現れ、亜紀子が霊体だとわかる。

すぐに死神が来ることができず、正和から生命エネルギーを取ってしまっていた。

そのため正和の体は弱っていた。

翌日、亜紀子は書き置きを残し姿を消す。

亜紀子は正和のエネルギーを使ってしまうから、と黄泉の国へ行くことを決めたのだ。

亜紀子を追いかけた正和。

2人は別れを惜しみ、正和は必ず亜紀子の体を見つけ出すと決意。

亜紀子を黄泉の国へ送った死神が正和の前に現れる。

亜紀子はまだ寿命が残っていた、と死神が言う。

以前、本田が亜紀子をディズニーランドで見たと話していたのを思い出した。

正和は警察の協力を得て、亜紀子の体を見つけ出した。

その家族は妻を交通事故で亡くしていた。

魂が亜紀子の体を見つけ、そのまま借りてしまった、と謝った。

正和は黄泉の国へ行き、亜紀子を連れ戻すことを考える。

マカイマツタケで魂を抜ければ行けると、推測していた。

この話をすると、キンは黄泉の国の甲滝の住所を教えてくれた。

正和は黄泉の国へ行く。

死神の情報では、亜紀子は天頭鬼に連れ去られているとわかる。

甲滝の家を訪ねると、そこには母がいた。

やはり正和は甲滝の子だとショックを受ける。

だがそれは父が隠れて小説家をやるため変装していた姿だった。

偶然にも父は母を黄泉の国から連れ戻しに行ったのだ。

父は正和の想像で助け出せると言った。

正和は天頭鬼のところへ向かった。

亜紀子を見つけ出し、助けようとするが天頭鬼に見つかってしまう。

天頭鬼がいうには、正和と亜紀子は何度生まれ変わっても夫婦になっていたのだ。

2人は逃げ切れず、天頭鬼に捕まり亜紀子は誓文書を書かされてしまうが・・・

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destiny鎌倉ものがたりの感想

これでもかというくらいファンタジーな作品です。

ちょっとジブリっぽい感じもあっったり・・・

なんと言っても堺雅人さんと高畑充希さんの演技の上手さ。

死神役の安藤サクラさんも秀逸でしたね。
男性か女性かわからない中性的な感じの演技、すごいです!

映画の前半は楽しい要素がたくさんあったのですが、後半にいくと切ないストーリーに。

本田さんのお話もとても切ない。

死んだ夫を忘れ、別の男性と良い感じに。
しかもその男性は真面目で、娘も自分の子のように大切にしている。

本田の怒りが治まってしまったのは、安心したという意味もあるのかなあ、と。

魔物になった本田さんが、手をクルクルするクセを受け継いでいるのがポイントですね(笑)

ああ、本田さんだって思わせる部分です。

正和の好きな焼いて冷やしたえぼ鯛に笑ってしまった。

せっかく焼いたのにキンキンに冷やすって(笑)

そういえば家政婦のキンさん。
日露戦争を知ってる年齢って(笑)

黄泉の国の住所を知ってるってことは、キンさんも黄泉の国の人?

正和が心配で幽霊になって、あの家にいるのかな。

貧乏神役の田中泯さん。
さすがダンサーなだけあって華麗な身のこなしでした。

この映画、たった1シーンとか出番が少ないのに出ている俳優さんがとても豪華。

それだけでも見応えありますね。

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destiny鎌倉ものがたりキャスト

一色正和:堺雅人
一色亜紀子:高畑充希

本田:堤真一
死神:安藤サクラ
貧乏神:田中泯
キン:中村玉緒
本田里子:市川実日子
本田浩子:粟野咲莉
ヒロシ:ムロツヨシ

稲荷刑事:要潤
川原刑事:大倉孝二
恐山刑事:神戸浩
大仏署長:國村隼
天頭鬼:古田新太

一色絵美子:鶴田真由
小料理屋女将:薬師丸ひろ子
瀬戸優子:吉行和子
優子の旦那:橋爪功
甲滝五四朗/一色宏太郎:三浦友和

金満麗子:瀬戸たかの
金満和夫:木下ほうか
恵子:池谷のぶえ
恵子の息子:小山春朋
偽亜紀子の亭主:中村靖日
偽亜紀子の子供:後藤由依良
大家:稲川実代子
駅員:飯田基祐
赤い手の魔物:中台あきお
豚頭鬼:神原哲
象頭鬼:村上和成

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